まだ妊娠中期の頃のこと。
パパがぽつんと話してくれた。
「知り合いのパパに、“僕も生まれたら手伝おうと思ってます”って言ったら、
“手伝うじゃなくて、一緒にやるんですよ”って言われた(笑)」って。
そのときのパパ、ちょっと目が覚めたような顔しとってね。
「なんか響いたかも」って。
私は思ったんよね。
「それ、私が言っても響かんやつやん!」って(笑)
でも、なんか腹が立つわけじゃなかった。
言う人が違うと、同じ言葉でもちゃんと届いたりする。
そのことがちょっと悔しくもあり、でも、ありがたくもあった。
近すぎる存在やと、素直に聞けんこともある。
でも、ちょっと離れた立場からの言葉やと、すっと入ってきたりする。
だからね、今こうしてこのブログを書いとる自分も、
どこかの誰かにとっての「ちょっと離れた誰か」になれたらええなぁって思う。
「手伝う」って言葉がダメなんじゃない。
でも、「一緒にやる」って気持ちが伝わると、ママの心はふっと軽くなる。
私はママとして、これまで何度も「わかってほしい」って思ってきた。
そしてそのたびに、「なんで伝わらんのんじゃろ」ってもやもやすることもあった。
でも、いろんな言葉や人を通して、少しずつ伝わっていけばええよね。
このブログが、そんな“きっかけ”の一つになったら嬉しいなって思います。
この一言がパパの胸に届いて、ちょっとでも意識が変わったのが、私としてはほんまに嬉しかったんよ。
同じこと言われても響かん人もたくさんおるのに、ちゃんと心に留めてくれたパパに、ありがとう。
これからも、少しずつ一緒に育児していこうね。
コメント